大塚国際美術館の見学所要時間は、「どれほど真剣に見たいか?」によって変わります。
絵が大好きで解説まで読んでしまう私は、4時間でも足りませんでした。
しかし、モデルコースの所要時間は1時間20分となっているので、有名作品だけ観覧するなら見る時間はグッと減ります。
館内を歩くだけでも1時間かかるので、平均滞在時間は2時間ほどと考えてください。
この記事では、大塚国際美術館の見学所要時間と、時間がない人のための効率よく見学できるコースをご紹介します。
大塚国際美術館はどれぐらい(何時間)で回れる?
大阪国際美術館の作品をすべて見学すると、4時間ほどかかります。
館内は地下3階から地上5階まであるうえ、約1000点の作品があります。
距離を合計すると4キロ、1時間1キロと計算すると4時間です。
すべての展示を見て食事をする場合、徳島県で半日から1日の滞在期間は必要になります。
絵画好きなら4時間は必要
絵画好きなら大塚国際美術館の滞在時間は、4時間はみておきましょう。
大塚国際美術館のほとんどのエリアが、絵画作品になります。
地下2階にはモネやモナリザなどのルネサンス時代やバロック時代の作品、地下1階には近代の作品もあります。
1階から2階は現代の作品が展示され、全体的に絵画のフロアは、いずれも有名な絵が多いです。
絵画の鑑賞に凝っている人には、どれも見学しておきたい作品ばかり。
大塚国際美術館の開館時間は9時半から17時までなので、早めに館内に入って余裕を持って見学するのがおすすめ。
4時間ほどかかることを踏まえると、午前中には大塚国際美術館の中に入って半分ほど観覧したあと、食事をしてまた絵画をゆっくり鑑賞するのが理想的ですね。
有名作品だけを見るなら2時間
絵画の見学にはあまり凝っていないけれど、勉強のために歴史的有名作品を見ておきたい!
そんな人でも、2時間は見学時間をみておきましょう。
歴史のある作品は地下2階と地下1階になり、歩く距離が2キロと考えると2時間かかります。
モネの大水連という作品、レオナルドダヴィンチのモナリザ、他にもボッティチェリのヴィーナスの誕生。
さらに、ゴッホの7つのヒマワリ、ムンクの叫びなどの作品も見ることが可能です。
大塚国際美術館を迷いなく効率的に周れるコース
大塚国際美術館を楽しんで見学できるコースは、絶対に見ておきたい作品を巡るコースです。
全部を見て周ると時間がかかるため、歴史のある有名絵画を見たあとに、お土産売り場でお土産を買い、レストランやカフェで休憩するコースがおすすめになります。
またマップを見て周るとどの位置にどんな絵画やショップがあるか分かりやすくなるため、マップを見ながら見学するのもおすすめ。
各フロアごとのモデルコースをまわる
大塚国際美術館に置いてある館内マップには、モデルコースが掲載されています。
地下3階のシスティナ・ホールから始まり、地上2階のレンブラントの自画像が最後になっています。
1番から100番全てを見ると時間がかかるため、見たいものだけを中心に順番に周るとよいです。
マップに書かれている作品はいずれも有名な作品ばかりなので、自分の見学したいモデルコースに入れるとよいでしょう。
各フロアごとのモデルコースを見ると迷わずに巡回することができます。
地上から見学する方法も視野に入れてもよいですが、迷っている人はマップに書かれている地下3階からのモデルコースにするのをおすすめします。
音声ガイドを利用する
大塚国際美術館の地下3階ミュージアムショップでは、音声ガイドを500円で借りることができます。
日本語や韓国語を含めた4ヶ国語に対応しているうえ、100点の作品説明を聞くことができます。
イヤホンもついているため、他の人の迷惑になることもありません。
音声ガイドの番号を押すとすぐ解説が開始されるためとても便利。
海外から旅行に来た人や、作品の背景も知りたい人に人気です。
スクロヴェーニ礼拝堂壁画の解説や、クリムトの「接物」という作品の解説も聞くことができますよ。
貸出は9時半から17時まで。
カフェやレストランを訪れるならプラス1時間は必要
大塚国際美術館内でカフェやレストランを訪れる場合、絵画を見学する所要時間のほかに食事の時間を入れておきましょう。
プラス1時間が食事の目安になります。
土日や祝日に訪れるととても混雑しているため、時間もかかります。
ゆっくり食事の時間や美味しさを味わいながら満喫するには、ゆったりする時間も入れておくのが必要です。
あまり混雑してしまうと、カフェやレストランで食事を食べる時間が遅くなってしまいます。
とくに別館のレストランは15時が最後のため、確認しておきましょう。
SNS映えするフォトスポットで撮影するならプラス30分
SNS映えする写真を撮りたいなら、最低でも30分は見る時間を追加してください。
期間限定のローズパラダイスは薔薇のデザイン、星月夜ロードはゴッホの手作り、モネの大水連は自然のある風景と一緒に撮影することができます。
いずれもきれいで人気のあるスポットのため、個人個人が撮影をすることを踏まえると時間もその分必要です。
フォトスポットで撮影するならプラス30分を見ておくとよいでしょう。
スマホやカメラで撮影することが許可されている場所です。
ローズパラダイスはおしゃれな椅子が用意されているため、座ったまま映える写真が撮れます。
きれいな写真は記念にもなるため、大塚国際美術館のフォトスポットの撮影も見逃せないです。
9. 大塚国際美術館の見学所要時間まとめ
大塚国際美術館を十分楽しむには、まとまった時間が必要です。
絵画やレストランのほかにも、フォトスポットやお土産を買う楽しみがあります。
休日は混むことが予測されるため、平日の昼間に余裕を持って旅行するのがおすすめです。
連休を利用して訪れるなら、開館時間に合わせての入館がおすすめ。
よい記念日や楽しい時間にするために、見る時間は十分に確保してくださいね。